S&T出版株式会社セミナー情報サイト
セミナー情報
このセミナーは既に終了しております。

天然ガスによる化学品製造と二酸化炭素利用

  • 日時:2017/06/27(火)  10:30~16:30
  • セミナー番号:C170627
  • 主催:シーエムシー・リサーチ
フォームからお申し込み 申込みPDFダウンロード
本セミナーの趣旨  エネルギーおよび環境の問題からも、今後きわめて重要になるのがメタン(天然ガスの主成分)と二酸化炭素である。
 当セミナーでは、科学技術推進機構 戦略的創造研究推進事業(CREST)の「多様な天然炭素資源の活用に資する革新的触媒と創出技術」の研究統括である上田渉先生にメタン利用の最先端の研究成果をご紹介いただくと共に工業用触媒分野で幅広い知見のある室井高城氏に、工業的な視点からのメタン利用、二酸化炭素削減・利用のお話をいただき、今後の日本の化学産業に必要な開発テーマを摸索する。
プログラム

第1部 10:30~12:00
メタンを代表とする軽アルカン資源の活用に向けた革新的触媒創出

上田 渉 氏
神奈川大学 工学部物質生命化学科 教授
CREST「多様な天然炭素資源の活用に資する革新的触媒と創出技術」研究総括>講師略歴

 近い将来、様々な炭素資源をバランスよく活用する新しい資源利用体制が到来すると予想される。その中心的な役割を担うとされるのがメタン資源である。日本は、近海にメタンハイドレートがあり、天然ガスやシェールガスが豊富に存在しているロシアや中国に隣国の立地にあり、もしこれらのメタン資源が石油と同じ、もしくはそれ以上にエネルギー的に効率よく化学利用できる技術ができれば、現在の日本の偏重した石油資源依存の状況から脱却することも可能になろう。また炭素資源獲得に技術をもって戦略的に対応できるようになる。加えて、新しい化学産業を可能にし、環境問題への対応も従来と異なるレベルで進められると期待できる。
 今求められるのはメタン資源の高度利用を可能にする化学技術の発展である。科学技術振興機構(JST)は、このような背景のもと、従来にないメタン利用プロセス開発を目的に、その鍵となる革新的触媒の創出を推進するプロジェクト(CREST、さきがけ)を2年前に開始した。
 メタン化学転換は超難度である。もちろん触媒開発が革新的に成されなくてはならない。メタン利用や軽アルカン利用のための触媒技術の現状から近い将来のあるべき触媒技術を捉える。

1.化学資源の変遷

2.多くの化学資源の中でのメタンの位置づけ

3.メタンの特徴と化学反応性

4.メタン化学変換のこれまで

5.メタン、軽アルカン転換反応用触媒の新展開

 5.1 生体システムから固体触媒まで
 5.2 軽アルカン酸化反応の進歩との関連
 5.3 新材料の登場がもたらすもの

6.メタン触媒革新に向けた挑戦への課題

第2部 13:00~16:30
触媒からみる二酸化炭素・メタン戦略

室井 高城 氏
アイシーラボ代表>講師略歴

 太陽光を用いた水素製造などの再生可能エネルギーを用いた化学品製造と二酸化炭素を原料とした化学品製造が究極の目標であるが実現は2050~2070年と考えられる。後、30-50年先である。一方、二酸化炭素を排出する石炭は使用が制限され、局在化している石油は世界的な産業の発展とモータリゼーションにより需要は増加し、かつての低価格での供給は困難となる。二酸化炭素の排出量も低減することはできない。そのような環境の中で世界的に化学品原料として天然ガスが注目されている。米国の化学産業は安価なシェールガス含有エタン分解による巨大なエチレンプラントが2017年から稼働を始める。天然ガスに含有するメタンを改質した合成ガスを原料としたメタノールからのプロピレンの製造も計画されている。中国ではシェールガス由来のメタノールを輸入しエチレン、プロピレン、芳香族の製造が具体化しはじめた。地球温暖化対策には二酸化炭素の削減と利用を進めなければならない。

1. 世界の資源原料の変化
 世界のエネルギー動向 / 米国シェールガス革命 / 中国の石炭化学 / 天然ガス
 市場

2.天然ガス・メタンの利用
 メタンからの合成ガスの製造 / メタンからエチレン、プロピレン直接合成 /メタンから芳香族の製造 / 合成ガスから化学品の合成 / 合成ガスから液体燃料 / メタン分解による水素製造

受講対象者・二酸化炭素、メタン、水素のいずれかまたはすべてに興味のある研究者・技術
 者、技術企画、経営企画部門の方
・地球温暖化対策に関心のある研究者・技術者、技術企画、経営企画部門の方
学べる事・二酸化炭素排出削減、利用の取り組みの世界を含む最新動向
・天然ガス、メタン利用の最新動向
・水素製造、人工光合成の最新動向
会場ちよだプラットフォームスクウェア 501会議室 東京都千代田区神田錦町3-21

MAP

受講料
(税込)
49,000円(税込)* メルマガ登録者は 44,000円(税込) ※昼食、資料代含
*2名同時申込で両名ともメルマガ登録をしていただいた場合2人目は無料です。
 (S&T出版、シーエムシーリサーチ両社のメルマガ登録になります)

★アカデミック価格35,000 円(税込)
*アカデミック価格:学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校
 法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。
備考①本セミナーの事務処理・受講券の発送等はシーエムシーリサーチが行います。
申込み方法申込み方法、キャンセル等を以下ボタンから確認の上お申込みください。
>お申込み方法

セミナー情報検索

Copyright © S&T出版|セミナーポータルサイト All Rights Reserved.
Powered by WordPress & BizVektor Theme by Vektor,Inc. technology.